頑固で人付き合いが下手なアーサー
明るくて合唱団に入ってて友達も多いマリオン
正反対な二人だけどとてもお互いを理解してて、深く愛し合ってる

ある日マリオンの病気が再発して、余命数ヶ月と診断される
それまでマリオンを通して他者と関わってきたアーサーは、1人になってしまうことの不安で他人や息子に辛くあたってしまう
どうしようもないよね、アーサーはマリオンが居ればそれでよかったんだもん

マリオンが亡くなった後、アーサーは必死に他人との繋がりを持とうとする
それはとても不器用だけど、一生懸命変わろうとしている姿がもの凄くいいんだよね

合唱団も個性的ですんごい楽しい
マリオンとアーサーがお互いを思って歌うのが素敵すぐるのですよ

人はいくつになっても変われるんだねぇ
コメディテイストだけど、心温まる話やった

◎観た日：2013年7月24日

たった一つの夢をかなえる為に生きている男
最後の瞬間まで、もの凄く幸せな人生を送ったのかもしれない
ただ、周囲の秘密を一身に背負ってしまった人間の行き着く所はどうなるんだ？

過去から時間が止まった人間と、過去を懐かしんだ人間
人は自分の事だけしか考えない生き物なのか？
罪を犯したあなたは、一生それを抱えて生きていけるのか？

◎観た日：2013年6月14日

もの凄く悲しい物語
最初は天下一武道会の様に色んな流派の人達が、「俺が一番じゃーー」ってな感じで南北の頂点に立つまで戦い続けるんかと思ってた

全然違ってた
スイマセンデシタ。。。
激しい戦いのシーンは少ない
静かな、だけど息をのむ武闘シーン
印象的な雨。。。

イップ・マン（トニー・レオン）は、40歳になるまで裕福な家に暮らし、趣味でやっていたカンフーの才能に恵まれていた
日本との戦争が起るまでは
戦争が全てを狂わせたと言ってもいいのかもしれない
南北の後継者に選出され、パオセンの娘ルオメイ（チャン・ツィイー）と妓楼で闘う場面はとっても美しい
手を握った一瞬、顔が近づいた一瞬に何かが通じたんやろうね

ルオメイは寂しすぎるよ。。。
六十四手の使い手だったとしても、実際に殺しあう様な事はした事なかったんだろな

しかし、一線天だけはよくわからんかった

流派に縛られた人達と、自分を生きた人達
最後は縦か横か

◎観た日：2013年6月12日