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キャプテンハーロック

このハーロックは記憶にあるカッコいいハーロックじゃなかった
過去にとらわれ、迷い、悩み、長い年月を生きてきた男だった

この物語に出てくる人物は皆、過去に縛られ幻想を真実と信じることで上辺だけ取り繕って生きている
ハーロックがヤマに語る言葉は、ハーロックが自分自身に言っていたのかもしない

全てを受け入れた時、ハーロックは本当の「キャプテンハーロック」になり伝説が始まる

しかし映像すげー
そしてシャワーシーンはいらんやろ。。。

◎観た日:2013年9月11日

画像:キャプテンハーロックイメージ


聖☆おにいさん

今回の映画は1巻〜2巻の最初くらいまで
ブッダとイエスの二人が日本で休暇を取り始めた、春から大晦日までを映画化した内容だった

個人的にはマンガ原作にありがちな、「イメージが。。。!!」的な事もなく、大変スムーズに見れた
内容的には各話にちょっとしたエピソードを加えて構成した感じだったんだけど、原作と違って地上の人達から見た二人が描かれていた

なんか不思議で変な外国人(笑)なんだけど、いつの間にかいないと不安になる、皆が心配する存在
ま、なんたってブッダとイエスだもん そりゃーねー(笑)
でも、そういう外からの視点が描かれていたのが新鮮で興味深かった
映画館に来てたお客さんも大爆笑はないんよ
原作知ってるからこその、うすーく笑っちゃうツボが同じだったりして、イイ感じにほのぼのしてしまった

でも、もっと大天使とか魔王とかマーラーとか梵天とか見たかったな。。。

◎観た日:2013年6月1日

画像:聖☆おにいさんイメージ

聖☆おにいさんイメージ


ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社かどうかなんて、働いてる本人が決めること
サービス残業やいじめ、極端に短い納期、この映画の会社は「もうそれNGやん?」ってことを集めまくった様なところ
社外の人間からしてみれば、そんな理不尽な事はないでしょう?って見えることでも、実はそれってどの会社でも少しは似た様な事あるんじゃない?

この主人公(小池徹平)はいじめが原因でニートになっちゃう
母親が死ぬ迄には働くって言ってたら。。。
そんな負い目がありつつ、でも過酷労働を強いる会社自体をブラックか?と感じても、実はそんなに苦しいと思ってなかったのかも
なぜなら、そこに信頼できる人が1人でもいたから
ちゃんと自分の事を見てくれてる、心配してくれてる
そんな人が一人いるだけで、働いてる本人からしてみれば、この会社はこんな自分を働かせてくれてるありがたい会社なんだーと、思えてしまうのかも

結局、ツライとか苦しいとか、我慢の限界って自分の心の拠り所しだいなのかね

◎観た日:2013年5月4日

画像:ブラック企業イメージ