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舟を編む

私は松田龍平が好きなのかもしれない

人とコミュニケーションを上手く取る事ができない、「馬締光也」
そんな彼が辞書編集に関わる事で、言葉の大切さを知り、人と関わる事ができるようになっていく。。。

辞書編集は長い長い年月がかかっている
日々進化する言葉
生き残る言葉もあれば、死んで行く言葉もある
月日とともに意味が変化する言葉もある
その言葉を毎日毎日「用例採集」し、「選定」し、「語訳」を書き続ける。。。

辞書編集を始めた当初、上手く喋る事すら出来なかった馬締が、どんどん成長していく姿がいいテンポで描かれている気がした
対照的な西岡とのやり取りも、出会った当初では考えられないくらいイイ感じになっていく
戦国武将な手紙書いたり、猫のトラさんを可愛がったり、恋にのぼせて仕事が手に付かなくなったりする、ちょっと不思議な馬締を松田龍平がいい雰囲気で演じてると思った

◎観た日:2013年4月17日

画像:舟を編むのイメージ


パーマネント野ばら

最初は「なんだこれ?なーんかどうでもいい日常が繰り広げられてるだけやん」としか思わなかった

おばさんの髪型はパンチばっかり、男運悪いイタい感じの女性達、更にイタい男性。。。
一般的にいう「まともな人達」っていうのが出てこない
赤裸裸過ぎる日常

でも、最後の最後に「えっ。。。」ってなった
まともと思ってのがそうじゃなかった
どれが本当でどれがおかしいのか。。。

物語の最後に出てくる菅野美穂さんの表情がたまらない作品だった

◎観た日:2013年1月24日

画像:パーマネント野バラ 菅野美穂


洋菓子店コアンドル

空気が読めなくて、自己主張が強くて、自信過剰なケーキ屋の娘(なつめ)を蒼井優さんが演じてる

周りを取り囲むのは伝説のパティシエと言われる十村、蒼井優さん演じるなつめと衝突しまくるコアンドルのパティシエまりこ、コアンドルシェフ(オーナー)などなど

コアンドルシェフ(戸田恵子さん)や、そこのお客(加賀まりこさん)は良しとしよう
いやー、でも主人公のなつめやまりこ、十村はイマイチ。。。
十村の境遇はわかるけど、あの主人公にあんな言われただけであーなるんすかー
というより、主人公がダメやろー
申し訳ないけど、なんも共感できなかったっす。。。

◎観た日:2012年1月2日