グランド・マスター

もの凄く悲しい物語
最初は天下一武道会の様に色んな流派の人達が、「俺が一番じゃーー」ってな感じで南北の頂点に立つまで戦い続けるんかと思ってた

全然違ってた
スイマセンデシタ。。。
激しい戦いのシーンは少ない
静かな、だけど息をのむ武闘シーン
印象的な雨。。。

イップ・マン(トニー・レオン)は、40歳になるまで裕福な家に暮らし、趣味でやっていたカンフーの才能に恵まれていた
日本との戦争が起るまでは
戦争が全てを狂わせたと言ってもいいのかもしれない
南北の後継者に選出され、パオセンの娘ルオメイ(チャン・ツィイー)と妓楼で闘う場面はとっても美しい
手を握った一瞬、顔が近づいた一瞬に何かが通じたんやろうね

ルオメイは寂しすぎるよ。。。
六十四手の使い手だったとしても、実際に殺しあう様な事はした事なかったんだろな

しかし、一線天だけはよくわからんかった

流派に縛られた人達と、自分を生きた人達
最後は縦か横か

◎観た日:2013年6月12日

画像:グランド・マスター ルオメイ