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イノセント・ガーデン

狂気が狂気を呼んでるのかもしれないけど、もしかしたら誰もが持ってる狂気かもしれない
主人公のインディアが18歳になった日から物語が始まる

サスペンスなんだけど、多分観た人全員が最初から予測できるはず
ただ、ニコール・キッドマンが演じている母親が不思議
彼女は娘の何を知っていたんだろう?
そして、夫の弟、インディアからしたら叔父になるチャーリーの何を知っていたんだろう?
観終わって何時間も経った私からしてみれば、一番のサスペンスは母親だった

映像は独特 局部的なUPが多いし、説明も少ない
観てる方は想像力をフルにしないといけないかっていうとそうでもない
ただし、人物の微妙な変化を読み取れるかどうかで面白さが違ってくるんじゃないかなーー

エンドロールに何を感じる?

◎観た日:2013年6月5日

画像:イノセント・ガーデンイメージ


アイ・アム・キューブリック!

映画監督:スタンリー・キューブリックの名前を語った、実在詐欺師アラン・コンウェイのお話
このゲイでアル中な詐欺師役をジョン・マルコヴィッチが演じてるんだけど、この人なんでこういう役がハマるんでしょう。。。(笑)

この詐欺師、本当に頭がいい人なんだと思う
まず、カモにするのはゲイバー(?)のような所にいる男性達
犯罪が警察にバレても、被害者達は騙された事を恥と思って訴える事をしない
おかげで詐欺師の行動はエスカレートしていくんだけどね

追いつめられても精神がやられたフリをして病院に入院するとか、医者まで騙して起訴を免れてしまう
なんて計算高いんでしょ!

物語が進むにつれ、最初は普通のおじさん格好だったマルコヴィッチが、どんどんオネェな格好になっていくのも見所かな(笑)

◎観た日:2013年5月19日


L.A.ギャングストーリー

しょっぱなから、イタい映像
その後も殺しのシーンは痛いのばっか

宣伝文句には「ロス市警がキレた」とかってあるけど、見た印象ではパーカー市警本部長とジョン・オマラ巡査部長・ミッキー・コーエンの私欲まみれな三つ巴闘争に思えた

ショーン・ペン演じるミッキー・コーエンに牛耳られてるロサンゼルス
どこかで聞いた「善人が何もしないから悪人がはびこる」ってな台詞に反発するかの様な、ジョンの行動
最初は戦争に行った兵士特有の感じかと思ったけど、話が進むうちこりゃなんか私欲だなと思ってしまった
他の人達が皆、警官を続けてるってのに自分は最後そうなんですかってのがね〜。。。
結局は自分の子供と、自分が住みたい街から悪党を排除したかっただけやない?って思えた
あまりにも計画性無いしなー
事実はどうだったかわからんけど、ロス市警側もミッキー側もどっちもイヤな印象しか残らんかった

あと本当かどうかわからんけど、ジョンの奥さん、コニー凄くね?この人いなかったらこの物語成り立ってないよな

しかし、ショーン・ペン凄過ぎ(- -;;;)
目つきが尋常じゃない!!怖過ぎ!!そこは目が離せんかった。。。

◎観た日:2013年5月15日

画像:L.A.ギャングストーリーイメージ